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野球で培い現場で磨いた観察力で、
品質の向上を目指す 主な仕事は、製鋼所から工場に運ばれてきたコイルと呼ばれる金属板を、必要な大きさに切り取る作業となります。切り取った金属板は、プレスや溶接など複雑な加工が施されて、車のマフラーになっていくので、全工程のまさに下準備を行っている部門になります。
ここでの小さな不良が後に大きな影響を及ぼすこともあるので、切断の際に発生した削りカスによる打痕やキズが無いか、細心の注意を払っています。不良や違和感に気付く観察力は、今の現場で磨いてきたものですが、子どもの頃から続けてきた野球の影響も大きいかもしれません。
ポジションがキャッチャーだったこともあり、全体を見回して、ピッチャーやバッターなどのわずかな変化に反応してきた経験。それが、仕事にも活きているようにも思います。 -
現場で全力を尽くし続けることで
地域や社会に貢献 入社1年目は、がむしゃらに目の前の仕事をこなしてきましたが、2年目からは働くことへの意識が変わりました。その理由の1つは、作業を覚えて、仕事に積極的に取り組めるようになったことです。そして、もう1つは、新型コロナウィルス感染症の影響で、一時期ですが、生産量が減るという経験をしたことです。毎日、仕事ができること、そしてそれに見合った給料やボーナスをもらえることのありがたさを、身に沁みて感じました。現場では、緊張の連続ですが、自分の作った製品が車の一部となり、街中で走っている姿を見ると、誰かの役に立っているという手応えを感じます。しかも、自分が関わった車に自分が乗れるという喜びは、製造業の醍醐味ではないでしょうか。
社会人野球に参加して、汗を流しています。
チームメイトは、高校時代の先輩や後輩。仲間と会って話をするだけでも、リフレッシュになります。
製造課
2018年度⼊社
小さな気付きこそ大きな力
働くことの豊かさを実感